北海道ブリリアントアクションの取り組みや変化する海洋環境のことを、皆さんはどれくらい知っていますか?
この記事では、函館朝市地ブリショップで配布しているランチョンマットに記載している「ブリリアントクイズ」の答えを、公開しています!
是非答え合わせをしてみてくださいね🐟
クイズ①
ブリは大きさによって呼び名が変わる「出世魚」です。
函館では体の小さい順にフクラギ→〇〇→ブリ、と呼び名が変わっていきます。
〇〇に入る言葉は何でしょう?
A. イナダ
B. ヒラマサ
C. セイゴ
正解は・・・
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A. イナダ
(解説)
北海道では、ブリの大きさによって「フクラギ → イナダ → ブリ」と呼び方が変わります。
具体的には、
1kg未満の大きさのものを「フクラギ」
1kg~5kgの大きさのものを「イナダ」
5kg以上の大きさのものを「ブリ」
と呼びます。
地球温暖化などの影響で、北海道ではブリの漁獲量が急増していますが、フクラギやイナダといった小さいサイズのものが獲れてしまうのも事実。
当然、フクラギやイナダはブリに比べると脂も少ないため、パサパサした印象を受けてしまうこともあり、残念なことに一般的には好まれないこともしばしば。
しかし、脂が少ない状態はむしろ「節」作りに向いているんです!
函館ブリ塩ラーメンは、ブリを煮出して抽出したエキスを塩ラーメンのスープに入れていますが、さらにブリらしさを感じてもらえるように「ブリ節」の削り粉をトッピングしています。
このような節は、実は脂が少ないイナダやブリから作られていたんですね。
ちなみに、B. ヒラマサは、スズキ目アジ科ブリ属の、ブリと見た目が非常に似ている魚です。
こんなに似ているなんて、びっくりですね!!
「ブリ御三家」と呼ばれるブリ、カンパチ、そしてヒラマサの中で、最も脂肪が少なくさっぱりした独特の風味があり、身締まりも良く、ブリよりも高級魚とされています。
アジ科魚類の最大種で、成魚は1m前後になり、体は前後に細長くブリの仲間では最も体が平たいと言われています。北海道南部や東北地方では夏に北上したものが水揚げされます。
C. セイゴはスズキ目スズキ科に分類され、成長するとスズキと呼ばれる出世魚です。
細長い見た目で、エラや背びれなどにトゲがあります。
40cm以下のサイズを「セイゴ」、40〜60cm程度になると「フッコ」、60cm以上は「スズキ」と呼ばれています。
クイズ②にも、是非チャレンジしてみてくださいね!💪