TOPICS新着情報

ブリリアントクイズ②

北海道ブリリアントアクションの取り組みや変化する海洋環境のことを、皆さんはどれくらい知っていますか?
この記事では、函館朝市地ブリショップで配布しているランチョンマットに記載している「ブリリアントクイズ」の答えを、公開しています!
是非答え合わせをしてみてくださいね🐟

クイズ②

②残念ながら、海洋ごみの量が年々増加してしまっています。私たちが暮らす街で捨てられたごみが水路や川に流れ出し、やがて海へとたどり着くことも。その量は海洋ごみ全体の約何割でしょう?

A. 2~3割

B. 5~6割

C. 7~8割

正解は・・・


C. 7〜8割

(解説)

ポイ捨てなどにより街に捨てられたごみは雨とともに排水溝へと流れ、やがて川をつたい海へと流れ出ます。

プラスチックごみは世界中で毎年少なくとも800万トンもの量が海に流出、そのうち日本からは2~6万トンもの量が流出しています。

このままでは2050年の海は魚よりもプラスチックごみの量が多くなると言われるほど、問題は深刻化しているのです。

これまでに魚類をはじめ、ウミガメやクジラなどの海洋動物など少なくとも700種類ほどの海の生物たちへの被害が及んでいます。

この内92パーセントがプラスチックごみによる影響で、ポリ袋を餌と間違えて食べてしまったり、漁網に絡まったりして傷つき、死んでしまうこともあるのが現状です。

海を守るために、私たちには何ができるでしょうか。

いちばん身近なものでいうと、リサイクルがあります。

リサイクルとは廃棄物などを原材料やエネルギー源として再利用することをいいます。

まずはペットボトルなどを分別するだけで簡単に海を守ることができますね。

他にも、海と日本プロジェクトでは、全国各地で海を守るために様々な取り組みを行っています。その一部をご紹介!

・世界最大のコスプレイベント「世界コスプレサミット」と日本財団がタッグを組み、海洋ごみ削減に貢献したコスプレーヤーを表彰するアワードや、国内外のコスプレーヤーによる一斉清掃活動などを行っています。

国内外の人気コスプレーヤーたちが一斉清掃活動をする「コスプレde海ごみゼロ大作戦!in東京タワー」では、一般参加者を合わせて総勢430名が集結し、2,700リットル(1袋30リットル)もの街ごみを回収しました。

・5月30日(ごみゼロの日)から6月5日(環境の日)を「海ごみゼロウィーク」と定め、「海ごみゼロ」を合言葉に日本全体が一緒になって、一斉清掃を行います。海洋ごみ削減のためのアクションを行うことで、一人一人の「ごみを出さない」「ごみを捨てない」「ごみを拾う」という意識を高め、美しい海を未来へとつなぐイベントです。

2019年度は全国約1,500箇所で清掃イベントが開催され、約43万人が参加しました。

このように全国各地ではごみ拾いを楽しめるイベントが開催されています。

私たち一人ひとりが普段から自分事として捉え、ごみを減らす意識が最も効果的です。

私たちも普段から街に落ちているごみに少しずつ目を向けていきましょう!